二胡上達のヒント
左手の指で弦を押さえる強さ
二胡上達のヒント、しばらくサボってしまいました。
すみません。
☆
左手の指で弦を押さえるときのお話しです。
弦はあまり強く押さないようにしてください。
触れる程度、と言えばちょっと言いすぎですが、
弦がへこむとダメ、
くらいの感じでよいと思います。
弦を押さえすぎると、
・弦の振動を止めてしまいます
・手の平・甲の部分に力が入ってしまい、なめらかに運指ができません
音がかすれてしまうから、左手の指を強く押さえないといけない、
と思っている人が多いようですが、
音がかすれるのは右手の問題であることが多いです。
あるいは、松脂の塗り方とか。
右手の手首の使い方はとても難しくて、
一朝一夕には習得できないことを鑑みると、、、
音がかすれても、とにかく「気にしない」ことです。
右手の運弓の上達にしたがい、解決していきます。
☆
左手の指をあまり強く押さないことのメリットですが、、
・倍音が出る
これは大事です。
あと、最近気づいたことですが、
・音程の幅が広くなる
音程の幅がある音、というのはわたしの表現ですが、
ちょっとわかりにくいかも知れないので別の言い方をすると、
「スペクトル分析をしたときに、周波数方向に幅がある」ということです。
実際にスペクトルアナライザで分析したわけではないので、
耳で聴いてみた印象ということで、間違ってたらすみません。
スペクトルのことはともかく、
左手の指は強く押さない。
これは間違ってないので、だいじょうぶです。