音が切れないようにする

音が切れないようにする

二胡上達のヒント

二胡上達のヒント
音が切れないようにする

二胡は、基本的に音が切れないように弾いてください。

たとえば、「久しき昔(long long ago)」の場合、、、

音がすべて切れていないように弾く(上)ようにしたいのですが、

弓を返すたびに、音が切れてしまう(下)のようになってしまう場合があります。

本人は音が切れていないと思っている場合も多く、
わたしが「音が切れている」と指摘しても、それに気付けないようなこともあります。

いちばん良いのは、自分の音を録音して聴いてみることです。

初めは、録音するのは、自分の音を聴くのがイヤで、抵抗あるものですが、
効果は絶大ですので、強くオススメします。

そのうち、慣れてきますし、
というより、自分の音が聴く音に耐えるようになってきているわけなのです。


図の上側のように、音をつなげて、平坦に演奏できるように。

弓を返したときにアクセントになってしまうことや、
音が途中からやせていくようなことにも注意してください。

「うまく弾こう」と思うよりも「正確に弾こう」という方が良いと思います。

このように、基本がまずできるようになって、
音に表情をつけていくのは、そこからがスタートです。


今回の記事に関連して、

次回は「弓を投げる」ということについて書こうと思います。